フランスバスク、スール地方の首都はモレオン•リシャール(MAULEON-LICHARRE)。
バイヨンヌから約80km離れています。車でだいたい1時間15分ほどかかります。
白地の家に赤や緑の木枠が沢山入ったかわいらしいお家がフランスバスクのイメージとされていますが、内陸に入ったスール地方では全く違った建築様式で同じフランスバスクとは思えないほどです。
こちらではどこを眺めても石盤葺きの黒い屋根ばかり。強く傾斜の付いた屋根は雪が積もった時の解決策のため。
天気の良い日はモレオン城まで登りパノラミックな景色とのどかな羊の鳴き声を聞きながら遠足気分を味わうことが出来ます。
モレオンは昔からエスパドリーユの町として有名です。
私がここに遊びに来たら毎回立ち寄るお店はここ、ドン•キショス(Don Quichosse)。
4世代続く老舗です。
靴底となる縄の部分も全て手作り。ベーシックなものからオシャレなものまでたーくさんの種類があります。
お店で好きなエスパを見つけたら必ず納得がいくまで試さなければいけません。素足で履くエスパは履き心地最高ですがこれだ!と自分の足にぴったり来るものを選ぶには時間をかけて選びます。
特に私の足はひどく幅広なので選ぶのに時間がかかります、、、。
少しきつめでぴったりとするものを選ぶのがコツだとか。履いているうちに少しのびてしっくりして来るそうです。
私は普段サイズ37(23、5㎝)を履いていますがこちらではサイズ36か35を選びます。
選んだ後は工房内を見学。沢山の機械と積み上げられた靴底の山!
何度見ても手作業の大変さを思わせられます。
春になったら素足でエスパドリーユを履いて出かけるのが楽しみです。
5月にはニューコレクションが販売されるそうなので又行かなくっちゃ!